闘病生活@25歳で大腸がん BLOG

20代,AYA世代(25歳) 横行結腸癌 ➡2021年4月1日に見つかった大腸がんの闘病生活

【振り返り】大腸がんついての有益な情報まとめ

 

 

1.はじめに

ほとんどの大腸がん患者急に病気を伝えられるため,

大腸がんについて何も知らないのではないでしょうか。

もちろん私もそうでした。

 

そこで,大腸がんについて有益な情報をまとめました。

私自身もこれらのサイトより大腸がんについて深く知ることができました。

大腸がん患者は目を通して損はないと思います。

治療前や入院中に見てみてはいかがでしょうか。

 

2.ブルーリボンキャンペーン

ブルーリボンキャンペーンとは、科学的根拠に基づく大腸がんの診断方法と

その後の外科的治療、薬物療法について啓発活動のことです。

 

「大腸がんはどういうもの?」という人は,

最初にこのサイトを参考にすると良いです。

 

私もこのサイトより大腸がんの基礎について知ることができました。

➡特にこのPDFは分かり易くてとても参考になりました。

https://www.cancernet.jp/brc/leaflet150424.pdf

 

全国各地でセミナーを開催している様ですが,

最近はコロナウイルスの影響で開催されていません。

しかし,過去のセミナーのビデオをYoutubeにて公開しています。

医師による講義や大腸がん患者の体験談などが公開されており,

とても参考になります。

 

 

www.cancernet.jp

 

 

3.大腸癌治療ガイドライン

大腸がん治療においての教科書です。

大腸癌研究会が公開しています。

 

大腸がんの標準的な治療について,

臨床データに基づいた治療方針と根拠が示されています。

 

手術方法や治療方針について,

医師の説明がよく分からなかった,または不十分と感じたとき,

このガイドラインを確認することで,治療内容を確認することができます。

 

入院中で暇なときに読むのにおすすめです!

患者からすると,内容が難しすぎて眠くなります。

 お昼寝前にちょうど良いです!

 

www.jsccr.jp

 

4.生存率集計報告書

以前の記事でも紹介しましたが

国立がん研究センターが公表しているがんの生存率報告書です。

 

我々患者からしたら現実を目の当たりにし,より不安を感じる場合がありますが,

先を見据えるうえでは必要なことです。

 

全国の連携病院から集計された膨大なデータより

がんの種類・性別・病期・年齢・手術の有無などの条件別に、

3年,5年,10年生存率を検索し比較することができます。

 

現実から目をそらして「がんと戦う」ことはできません。

目を通して損はないです。

 

www.ncc.go.jp

 

5.大腸がんの研究について

国立がん研究センター東病院JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)

大腸がんに関する治験一覧を公表しています。

 

内容はかなり難しいですが,

最新の研究や治療に興味があれば,知っておいて損はないです。

 

www.ncc.go.jp

 

www.jcog.jp

 

術後10日目【退院済み】!徐々に日常生活へ

今日は術後10日目の状態をまとめました。

今のところ手術によって生じた支障はないようです。

 

 

1.手術の傷跡と痛みについて

おさらい:大腸がん(横行結腸)ステージⅢ

     腹腔鏡下手術にて約20cm結腸・リンパ切除

 

術部の痛みは大分無くなってきました。

➡傷口の痛みは無く,腹筋の痛みのみです。

 

大きくくしゃみをすると響いて痛いですが

日常生活にはほとんど支障がありません。

傷は下の画像の通りです。


f:id:gan_fight:20210509005605j:image

思ったより手術の跡がありません。

これなら温泉に行っても変な目で見られることは無さそうです。

 

腹腔鏡の傷が5か所

切除した腸を出すために開腹した傷が1か所

カチカチに固まり,傷はほぼ塞がっています。

 

2.手術後の大腸や便について

手術では結腸を切除して繋ぎ直しました。

その影響がどのくらいでたのか

 

◆身体全体

体重は入院日から3kg落ちました。

正直,もっと落ちると思いました。

術後に開始したご飯は殆ど残さず食べています。

退院後も食欲が減ることはありませんでした。

 

◆腸の様子

退院後から軽い痛みがあります。

➡腸の痛みがあるかないか聞かれたら,「ちょっとある!」と答える度合いです。

 

退院後に長い距離を散歩しました。

長い距離を歩くと腸が揺れている感じがします。

若干変な感じがしたり,腸が痛みだすこともあります。

 

家でゴロゴロしているだけでは分かりませんでしたが,

完全な回復とまでは至っていないとわかります。

 

◆便の様子

毎日朝に1回です。

よく,術後は便の回数が増えるなど言われていますが

私は術前と変わらない頻度です。

下痢になることも無く,便の形状も変わりません。

 

上手く縫合して頂いた医師の先生に感謝です。

 

3.退院後の生活

次の外来が2週間後です。

GWを挟んだこともありましたが,少し時間が空きます。

 

仕事は次の外来日まで療養に専念するため休みを頂いています。

 

抗がん剤の副作用の影響を最小限にするため体力を付けようと思いました。

➡副作用が減るかどうかは分かりません。

 体力はあった方が良いと勝手に思っただけです。

 

散歩は勿論のこと,ランニングや軽いスポーツを行いたいと思います。

 

退院日に体脂肪率を測定したところ,20%近く(過去最高)になっていました。

これはマズいと思ったので,月末までに15%くらいにしたいと思います。

 

次の外来では術後補助化学療法(抗がん剤)の計画が告げられます。

それまでに生活レベルを元に戻し身体を整えようと思います。

 

私の希望抗がん剤と仕事の両立です。

期間は短いですが,その為の準備をしようと思います。