前回の記事では大腸がんの入院費と手術費の全体額を公開しましたが、
診療明細書を見てみたところ、手術料や麻酔料が判明しました!
今回の記事では手術料や麻酔料の詳細について公開します。
1.手術料の詳細
私の手術は「腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術」と言う名目でした。
手術の点数は
69,780点!
手術料だけで約70万円する事がわかりました。
安い?高い?
大きなミスをすれば命を失うかもしれない手術をしていると思うと、この手術の診療点数がもう少し高くても私は文句は言えないです。
項目には「生食」やら「カテーテル」などの記載が沢山ありますが、患者の私は何の目的で何処に使ったかなんて分かりません。しかし、様々な医薬品や器具を使って手術は行われていたと実感しました。
2.麻酔料の詳細
麻酔は全身麻酔と硬膜外麻酔を合算した点数です。
麻酔の点数は
20,592点!
※麻酔点数=307×2+450×1+19,528×1=20,592
麻酔料だけで約20万円!
痛みがなくなる為には絶対必要ですので、
この点数が高いなんて言える訳ありません。
海外ではもっと点数が高いのでしょうか…
気になるところです。
明細には麻酔時間が書いてあります。
なんと6時間29分!
午前9時から手術が始まり午後4時前に意識が戻ったので、時間はだいたい合ってます。
総時間でみると手術は結構長い印象を持ちました
執刀医や看護師さんはもちろんですが、
麻酔科医さんも相当大変だと思いました。
6時間半も手術をしては1日の大半が手術で終わってしまいます。
本当にお医者さんは尊敬します。
手術にかかわった人は術後にお肉とか食べることできるのでしょうか…
3.手術の全体額と思う事
手術料+麻酔料の合計
90,372点
でした。
様々な機材、医薬品、人手、技術を使用してこの点数です。
詳しくは覚えていませんが、手術室には10人くらい居たと思います。
安くないですか?
手術を高い安いで判断するのは良くないと思いますが、
大腸がんは90万円で摘出手術が出来ると思うと安いような気がします。
➡本当に勝手な感想です。すみません。
自分に金銭的余裕がある訳ではありません。
ただ、自分の命に係る病気の手術が約90万円だと思うと
そんなもんなのかなと考えてしまいます。
手術費用=命の重み
と、勝手に解釈している私のトンチンカンな思い込みでした。