遂に手術費と入院費の請求書が届きました。
私はゴールデンウイークに退院したため
入院費の請求書は後日郵送で送られてくる予定でした。
他のブログでもあんまり記事になっていることが無かったので
個人的にはかなり気になっていました。
大腸がんの手術はどのくらいのお金がかかるのだろう。
ちょっとワクワクしながら,請求書が送られてくるのを待ってました。
1.診療報酬点数
入院期間が月跨ぎのため,別々に算出されています。
メインは手術があった4月です。
入院は10泊11日でした。
気になる診療報酬点数は!?
4月 128,522点
手術 & 入院8日
5月 10,569点
入院3日
1点10円換算で
総額が1,390,910円になります。
百万円超え!!とんでもない!!
注:これが支払い額ではありません。
大腸がんの腹腔鏡下手術を行いましたが,
標準的な入院期間と必要検査しかしていないので,
特別なことはしていないと思います。
恐らく,平均的な治療費となっています。
とはいえこんな点数初めて見ました。
2.実際の支払額
点数通りの金額を支払うかと言われたら
答えはNOです。
上記の診療はもちろん保険適用なので自己負担額が3割になります。
それでも40万円以上になりますが,
ここで登場するのが
高額療養費制度です。
医療費の自己負担額が高額になったときに上限額を設け負担を軽減する制度です。
私の場合は事前に病院に「限度額適用認定証」を提出していたので
上限額での請求となりました。
それでも,良いとこに旅行行けるくらいの代金になります。
この後に控える抗がん剤治療も高額療養費の上限額を超える予定です。
すごい勢いでお金が飛んできます…
3.治療費を払って思うこと
命は金に換えられませんが
毎月それなりの出費となると思うところがありますね。
高額療養費制度は本当にありがたいです。
経済的負担が少なく,質の高い医療を受けることができます。
今回の診療報酬点数をみて
保険適用で3割負担となっても,
医療費が高額となるケースはいくらでもあると実感しました。
数年単位で治療している人は
身も心も財布もすり減らしてしまう…
それでもって,仕事もできない。
思い悩む人がたくさんいるのが分かります。
考えだしたら悲しくなってきました。
病気は憎いですね。