1.はじめに
ほとんどの大腸がん患者は急に病気を伝えられるため,
大腸がんについて何も知らないのではないでしょうか。
もちろん私もそうでした。
そこで,大腸がんについて有益な情報をまとめました。
私自身もこれらのサイトより大腸がんについて深く知ることができました。
大腸がん患者は目を通して損はないと思います。
治療前や入院中に見てみてはいかがでしょうか。
2.ブルーリボンキャンペーン
ブルーリボンキャンペーンとは、科学的根拠に基づく大腸がんの診断方法と
その後の外科的治療、薬物療法について啓発活動のことです。
「大腸がんはどういうもの?」という人は,
最初にこのサイトを参考にすると良いです。
私もこのサイトより大腸がんの基礎について知ることができました。
➡特にこのPDFは分かり易くてとても参考になりました。
https://www.cancernet.jp/brc/leaflet150424.pdf
全国各地でセミナーを開催している様ですが,
最近はコロナウイルスの影響で開催されていません。
しかし,過去のセミナーのビデオをYoutubeにて公開しています。
医師による講義や大腸がん患者の体験談などが公開されており,
とても参考になります。
3.大腸癌治療ガイドライン
大腸がん治療においての教科書です。
大腸癌研究会が公開しています。
大腸がんの標準的な治療について,
臨床データに基づいた治療方針と根拠が示されています。
手術方法や治療方針について,
医師の説明がよく分からなかった,または不十分と感じたとき,
このガイドラインを確認することで,治療内容を確認することができます。
入院中で暇なときに読むのにおすすめです!
➡患者からすると,内容が難しすぎて眠くなります。
お昼寝前にちょうど良いです!
4.生存率集計報告書
以前の記事でも紹介しましたが
国立がん研究センターが公表しているがんの生存率報告書です。
我々患者からしたら現実を目の当たりにし,より不安を感じる場合がありますが,
先を見据えるうえでは必要なことです。
全国の連携病院から集計された膨大なデータより
がんの種類・性別・病期・年齢・手術の有無などの条件別に、
3年,5年,10年生存率を検索し比較することができます。
現実から目をそらして「がんと戦う」ことはできません。
目を通して損はないです。
5.大腸がんの研究について
国立がん研究センター東病院やJCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)が
大腸がんに関する治験一覧を公表しています。
内容はかなり難しいですが,
最新の研究や治療に興味があれば,知っておいて損はないです。