闘病生活@25歳で大腸がん BLOG

20代,AYA世代(25歳) 横行結腸癌 ➡2021年4月1日に見つかった大腸がんの闘病生活

癌患者としての一日目

 

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前回:4月1日に内視鏡検査を行い,癌の宣告された。

 

今回の記事では「記念すべき癌患者の1日目」を書きます。

癌患者の一日目のメインイベントは転移の有無を確認することでした。

 

1.転院の必要

前日は内視鏡検査を行い,癌の宣告をされました。

 

即入院はしませんでしたが,

腸閉塞の一歩手前であり至急検査が必要とのことで

次の日も通院しました。

 

今日から癌患者になります。

患者として最初に考えたのが何処で手術を受けるか。

 

職場がある現在住んでいる県から転院して,

実家のある県で治療しようと思いました。

 

何かあった時に,何処にいるのがベストかを考えました。

 

担当の先生に転院したい事をお伝えすると

直ぐに手配をして貰えました。

 

紹介状を作るために,

急遽,CT検査と血液検査(腫瘍マーカー)を行いました。

(病院も送り出すために,最低限の検査の実施と結果の報告が必要だと。

確かに転院先の病院に全てを投げるわけにもいかないですからね)

 

最初の検査から発見,宣告,転院までおよそ2週間でしたが

あっという間に過ぎていきました。

 

宣告されてから,1日で転院してしまいましたが

この病院には大変お世話になりました。

 

 

2.癌の進行度と不安

癌患者の一日目はこんな感じになりました。

・問診,転院の相談

・紹介状の作成とそれに伴う検査

・検査結果

 ➡がん転移の有無

 

ここにきて,唐突に訪れたイベント

「転移の有無」

 

大腸癌は深達度,転移で進行度が変わります。

医師から伝えられたのはステージ2以上であることのみです。

 

宣告された瞬間からの私の不安の一番は

「どこまで転移があるか」でした。

 

癌患者の皆さんもそうでないでしょうか。

 

気づかない内にどこまで身体の中を蝕まれているか。

 

ここが一番気になります。

 

CT検査をしたときに思ったのが

(このCT検査は,すでに進行癌がある場合,転移の有無を聞くだけだよな…?)

 

検査結果を聞くのが,

まあ怖いんです。

転移があれば,余命宣告になりますからね。

 

CTが終わり再度診察がある為,待合室に戻りましたが

 

この時間が人生で一番重かったです。

 

大袈裟に言うと,死刑判決を言い渡される前みたいな感じです。

 

診察室に入り,医師から一言

 

ドキドキです。

 

「今送られたCT画像を見た感じ,転移は無さそうです。」

 

(よかった)

とりあえず,一安心。

 

 

転移の可能性が0になった訳ではないが

生きるという道を塞がれなかったのは,大きいです。

 

これで希望を持って転院できます。

 

今日から

” 根治 "という目標に向かって

頑張ろうと思いました。